COLUMN 物流コラム
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナとは?
どのようなシーンで活躍するかも紹介
近年では、食品保管以外にも温度管理が必要な商品のニーズが高まっていることから「冷凍コンテナ/冷蔵コンテナ」が注目されています。
しかし、冷凍コンテナ/冷蔵コンテナにはいくつかの種類があることから、自社に適したものを選択しなければなりません。そこで今回は、冷凍コンテナ/冷蔵コンテナの特徴について解説したうえで、活躍するシーンについても紹介させて頂きます。
目次
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナとは
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナとは、海上コンテナ本体に国内大手メーカーの冷凍機が取り付けされており、商品を冷凍・冷蔵保管できるコンテナのことです。
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナには断熱材が入っており、ドライコンテナには断熱材が入っておりません。温度管理が必要な場合は、断熱材入りの冷凍コンテナ/冷蔵コンテナをお選びください。
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナの種類
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナは、大きく分けて2種類ございます。
定置用の冷凍コンテナ/冷蔵コンテナと輸送用のリーファーコンテナがあり、当社が主に取扱いしているコンテナは定置用の冷凍コンテナ/冷蔵コンテナです。
お客様の敷地にコンテナを据え付け、電源を供給して頂きましたら、冷凍冷蔵庫としてご使用して頂くことができます。また近隣から騒音クレームが起きないよう低騒音の冷凍機を取り付けしております。
当社では6フィート・12フィート・20フィート・40フィートの4種類を取扱いしておりますが、20フィート以上につきましては建築確認申請が必要となります。
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナの用途
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナは、温度管理が必要な業界で幅広く活用されています。
例えば、食品業界では冷凍冷蔵食品の長期保存だけでなく、生鮮品の品質保管・鮮度保持の場面で重宝されています。
製薬業界でも医薬品、ワクチンなどの保管庫としてもコンテナを利用して頂いております。
また、化学・電子部品といった温度管理が必要な業界でも需要が増えております。
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナを使うメリット
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナを採用するメリットは大きく3点ございます。
(1)冷凍設備を建築するよりもスピーディーかつ経済的。
(2)屋内外に設置可能。
(3)販売・レンタル・リースに対応。
また、当社の冷凍コンテナ/冷蔵コンテナは、省エネ性が高く一般的なリーファーコンテナより電気代が抑えられることもメリットです。
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナを使うデメリット
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナを採用するデメリットは大きく2点あります。
(1)寸法が限られている。
(規格品の為、幅を広げたり奥行を伸ばしたりすることができません。)
(2)設置場所の制限有り (大型車両での搬入等)
(10㌧車やトレーラーにて、コンテナを搬入します。)
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナを使う際の注意点
冷凍コンテナ/冷蔵コンテナを設置する際、建築確認申請が必要となります。
床面積10㎡以上の20フィート及び40フィートが主な対象です。
詳しくは、お取引されている建築会社または最寄りの役所等へお問合せ下さいませ。
まとめ
この記事では、冷凍コンテナ/冷蔵コンテナについて解説しました。
当社では、冷凍コンテナ/冷蔵コンテナ以外にも短期間のレンタルに最適な冷凍冷蔵車(冷凍冷蔵トラック)や、コンパクトサイズの冷凍ストッカー・小型冷凍冷蔵庫も取り扱いしております。
お客様のご希望される温度・サイズ・用途に応じた商品を選定し、ご提案させて頂きます。