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COLUMN 物流コラム

2023/04/01

メッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)とは?利用シーンや種類を丁寧に解説

レンタルパレボックス

「メッシュパレット」はカゴ状のパレットで汎用性が高く、物流業界だけでなく製造業や農産業でも使われています。特にバラ物の保管に適しており、有効活用することで物流業務・倉庫内作業を効率化できるでしょう。

そこで今回は、メッシュパレットの特徴について解説します。利用シーンやメリットについても触れるため、ぜひ参考にしてみてください。

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メッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)とは

メッシュパレットとは、メッシュ状(網状)の板を立体的に組み合わせたパレットです。箱状のパレットであるため収納力・実用性が高く、さまざまな現場で利用されています。

また、メッシュ構造であることから1枚板で作られたカゴよりも軽量であり、保管している物品を確認しやすくなっています。他にも、フォークリフトを使って移動できる点も特徴の1つといえるでしょう。

メッシュパレットが活躍するシーンとは

メッシュパレットは汎用性が高く、物流を伴う現場でよく利用されています。特に、部品製造メーカーや仮設業界(建築資材)などで工業用のものが使われるケースが多く見られます。これらの業界では、使われる部品数が多い場合、一度に一定量を移動でき、かつ積み込んでいる物品を目視で確認できる点が選ばれている理由と考えられます。

他にも、メッシュ状であることから通気性が良いため、農産物の保管・移動に利用されるケースも多くみられます。ただし、トマトなどのデリケートな商品を運搬する際は、傷が発生する可能性があるため注意が必要です。これら以外にも、古紙回収業者や食品加工工場などでもメッシュパレットがよく利用されています。

メッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)を使うメリット

メッシュパレットはその構造から汎用性が高く、倉庫作業を効率化できるなどさまざまなメリットがあります。メリットを把握しておくことで、適材適所な使い方を実現できます。ここでは、メッシュパレットを使うメリットについて紹介していきます。

折りたたんで収納できる

メッシュパレットは、メッシュ状の面をそれぞれ折りたためるため、未使用時はコンパクトな状態で保管できます。折りたたんだものを重ねることで、メッシュパレットを多く導入しても少ないスペースで効率良く収納することができます。

また、折りたたみ・組み立て作業は非常に簡単であり、特別な工具は使いません。使用時は1人の作業員で対応できる点もメリットです。

段積みに対応している

メッシュパレットはコンパクトに収納できるだけでなく、使用時は段積みできる点もメリットです。フォークリフトを使えば立体的に重ねることができ、倉庫などの限られたスペースを有効活用できます。

ただし、メッシュパレットにはそれぞれ耐荷重量が決まっているため、高く積み過ぎると重さに耐え切れなくなるケースもあるため注意が必要です。

物品を取り出しやすい

メッシュパレットは中に保管している物品を取り出しやすい点もメリットです。一般的なメッシュパレットの上部は開口部になっているため、大きな物品でも取り出しやすくなっています。

また、前面は扉のように開く構造のものが多く、かさばってしまう場合でも取り出しやすい構造となっています。物品のみをトラックに積み込む際や移動させるときにも便利です。ただし、段積み使用時に扉を開けると、崩れる可能性があり危険なので、扉の開閉はしないでおきましょう。

軽量なのに積載耐荷重は抜群

メッシュパレットは金属製なので、強度、耐久性に優れています。さらに、その名の通りメッシュ構造の為、他のスチール製ボックスパレットよりも軽量です。軽くて丈夫なメッシュパレットは、重量のある荷物を入れるのにも適しており、工場、リサイクルの現場から農産物まで、バラ物保管に役立ちます。

メッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)を使うデメリット

メッシュパレットには多くのメリットがあるものの、一方でデメリットもあるため注意しなければいけません。安全に倉庫内業務を行うためにも、どのような点がデメリットなのかを押さえておきましょう。ここからはデメリット・注意点について紹介していきます。

デリケートな荷物を運ぶときには注意が必要

メッシュパレットは農産物を入れるのに大変便利なのですが、崩れやすい野菜などを運ぶときには気を付けなければなりません。

段積み時に下の荷物を取り出せない

メッシュパレットを段積みする事で、有効的に保管スペースを活用できる反面、段積み使用時に、保管物の取り出しができない点がデメリットになります。

メッシュパレットは組み立てたボックス状で本来の性能が発揮されます。作業効率面を優先し、段積み使用時に保管物を取り出そうと扉を開けると、著しく強度性能が落ち、荷重に耐えられなくなります。危険な作業は避けましょう。

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メッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)の選び方について

見た目は、同じメッシュパレットであっても使用している材料の違いで、荷重による変形や曲がり・錆の問題・溶接部の外れにくさなど、一見すると分からない事も使用した後に違いが判るので、メーカー選びも大変重要です。

以下、メッシュパレットの代表的な機種をご紹介いたします。一般的に使用されているパレットは、【小パレット】・【中パレット】・【大パレット】に分類されております。

ワコーパレットのメッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)を紹介

ワコーパレットのメッシュパレットである「パレボックス」は、最高級の品質のメッシュを使用していることから耐久性・強度に優れており、フォークリフトを使った荷役作業を継続しても長期使用が可能です。さらに、パレボックスの表面にはメッキ処理を施しており、サビに強く環境に優しい点も特徴です。

【パレボックスの種類】

パレボックス J1 800×500×540 300kgタイプ
パレボックス W31000×800×510 1000kgタイプ
パレボックス L11000×800×850 1000kgタイプ
パレボックス W11000×800×850 1500kgタイプ
パレボックス L21200×1000×900 1000kgタイプ
パレボックス W21200×1000×900 2000kgタイプ
オプションパーツ
 ・キャスター
 ・フォークガイド
 ・段積み金具
 ・蓋
 ・ダンプラ内張り
左記はキャスターの取付のイメージ。

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ワコーパレットのメッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)の品質について

パレボックスに使用されているメッシュ材は、高強度のQ235材(JIS規格SS400相当)を採用しています。最先端のスイス製Schlatter全自動ワイヤーメッシュ溶接機、日本製CO2ロボット溶接による均一で高品質な溶接で、耐久性も抜群です。本体の製造は、徹底した品質管理と社内一貫生産システム採用の大連イーストファウンド社製(ISO9001取得工場)です。

まとめ

この記事では、メッシュパレットの特徴について解説しました。メッシュパレットは通常の平パレットと異なりカゴ状の立体的な形状であるため、バラ物の保管に適しています。4つの側面がメッシュの板でできているため、荷崩れせずに保管・移動できます。

ワコーパレットが扱うパレボックスは耐久性が優れているため、さまざまな業務で活用いただけます。さらに、多彩なオプションパーツを用意しているため、用途に合わせた組み合わせが可能です。メッシュパレットの特徴を押さえ、自社に最適なものを導入してみてください。

メッシュパレット(パレティーナ、メッシュボックス)の商品詳細

パレボックス

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パレボックス 標準タイプ画像

W1

製品仕様
呼称寸法(mm) 間口(W)×奥行(D)×高さ(H) 1000×800×850
内寸法(mm)間口(W)×奥行(D)×高さ(H) 947×775×698
片扉半開
自重 (kg) 50
耐荷重 (kg) 1500
最大積み重ね段数 4
ピッチ 50×50
線径 (mm) 6.0
CATALOG

カタログ

総合カタログ (保管機器)
総合カタログ (保管機器)
総合カタログ
19ページ[ 9.0MB ]
パレボックス
パレボックス
保管機器 / ラック
8ページ[ 10.0MB ]
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